松本人志とヒョードル

松本人志とヒョードルは特に親交はありません。 では、なぜヒョードルなのか?

まず、ヒョードルについてですが、ご存知でないかたに簡単に説明します。 ヒョードルとは、ロシアの総合格闘家で、2002年から2006年ころまで日本の格闘技団体「PRIDE」 で闘い長い間、王者に君臨し当時は「人類最強」や「60億分の1」などと謳われていました。

ヒョードル

ちょうどそのころ、松本人志は自分自身を「お笑い界のヒョードル」と言ったことがありました。 お笑い界では敵なし、といったところでしょうか。 実際のところ、お笑い界の巨匠や大御所、例えばタモリ、ビートたけし、明石家さんまなどの人たちを例外視すれば いわゆる中堅、若手のお笑い芸人たちとは比べ物にならず、その実力は抜きん出ていたと思います。

もちろん、松本人志自身が言っていましたが、お笑いというのは勝負のつけかたがあいまいです。 視聴率の良さで計るのもどうかと思いますし、ネタの面白さというのも数値では表すことはできません。

しかし、松本人志はこうも言っています。 「自分のお笑い界での存在をおびやかすものがいない」つまり、将来が有望でこいつのお笑いレベルはすごいぞ と松本自身が思える人がいないことに少し物足りなさを感じているようでした。

特に、この2007年ころ(?)に流行っていた「エンタの神様」などの芸人の一発ギャグ や、パターン化された「笑い」や、キャラクターに扮して「笑い」をとるようなスタイル(全員がそうとは限りませんが) に対してはあまり良くは思っていないようでした。

余談ですが「人類最強」といわれていたヒョードルですが、2010年についに敗北を喫し、さらに翌年の2011年の2月の 試合でも負け、試合後、格闘技界の引退をほのめかすコメントをしています。

投稿日:2011年2月15日

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